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最新情報2020-10-13
東和紡織と蘭精繊維が共同で環境にやさしい短繊維糸を開発

「サステナブル経営」を企業発展のコアバリューとし、高品質の短繊維糸の開発と製造に力を注ぐ東和紡織が、TITAS(台北紡織展)のM629aブースに出展しました。研究開発センターのチームと蘭精繊維(Lenzing Fibers)が共同で開発した、環境にやさしく再生可能な短繊維糸に、東和紡織の先進的な紡績技術であるSIRO、COMPACT、SIRO-FUSE、SIRO-SLUBなどを組み合わせ、毛羽立ちにくい、極上の手触り、独特な組織といった優れた特性を持つ環境にやさしい糸を生み出しました。

東和紡織ゼネラルマネージャー:張嘉亨、マーケティング部シニアスペシャリスト:姜宇書、代表取締役:蔡淑桜、蘭精グローバルビジネス開発ディレクター:陳中如、蘭精台湾繊維ビジネス開発副部長:方和揚、スペシャリスト:王沛淇などによるセミナーの集合写真。(写真左から)撮影/金莱莱

両社は14日午後3時に南港展覧館404会議室で「循環、持続可能性、グリーンファッション」をテーマとしたセミナーを共同で開催し、環境への影響を50%削減したLENZING™ ECOVERO™、30%リサイクル可能なテンセル™ x REFIBRA™ Technology、生分解性ポリエステル、短繊維などの素材に抗菌、Mechanical stretchなどの機能的な素材を組み合わせ、東和紡織の先進的な紡績技術で環境にやさしく、機能的で快適な短繊維糸を作り出したことを発表しました。

東和紡織の蔡淑桜代表取締役は「近年当社は「環境にやさしく機能的な短繊維のエキスパート」として、市場で地位を確立しました。機能性と特殊性を備えた糸の生産ラインを拡大し続け、短納期、急速に開発される市場の動きに対応し、顧客の多品種少量生産の開発ニーズを満たしていきます。当社は引き続き新しい製造設備と材料を導入し、廃棄物を変換するアップサイクリング、生分解性、低炭素化など環境にやさしい製品の開発に焦点を当てていきます。全工場がControl Unionの監査に合格し、OCS、GOTS、GRS、RWSなどの認証を取得した環境にやさしい紡績品を取り扱う合格サプライヤーです。」と述べています。

また蔡淑桜代表取締役は以下のようにも述べています。「今年はナレッジマネジメントシステムを導入しました。ナレッジマネジメントシステムとビッグデータの分析により、特殊糸の最適な紡績条件を確立し、短時間で顧客の高品質で差別化された糸の開発に協力することができるようになりました。革新的な機能性繊維と東和紡織のSIRO、COMPACT、SIRO-FUSE、SIRO-SLUBなど先進的な紡績技術に柔軟に対応できる紡績品の生産ラインを組み合わせ、顧客のために唯一無二の価値を作り出しています。これもまた、東和紡織が60年あまり持ち続けているかけがえのない競争優位です。」

当社の製品には、一般的なCVCリング精紡、drirelease、複合機能、SIRO、環境保護の持続可能性など、主に5つのシリーズがあります。また、環境保護の持続可能性に今後の開発の焦点を当てています。drireleaseシリーズは、親水性繊維と疎水性繊維を完璧に組み合わせることにより、糸に吸湿性、通気性、においを抑えるなど優れた機能を持たせています。複合機能シリーズは、吸湿性、速乾性、温度調節、抗菌、消臭、保湿、極上の手触りなど、さまざまな機能を持った材料により、機能性と手触りを兼ね備えた糸をデザインし、顧客に提供しています。SIROシリーズは、毛羽立ちにくい、柔らかい手触りなど、独特な効果や特性のある布を作り、より優れた価値を顧客に提供しています。そして環境保護の持続可能性は、環境保護の要件に合った製品の選択肢を業者に提供しています。また、全工場がControl Unionの監査に合格し、OCS、GOTS、GRS、RWSなどの認証を取得した環境にやさしい紡績品を取り扱う合格サプライヤーです。

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